人事・労務の相談
Human resources,Labor
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昨今、「働き方改革!」の言葉の下に各スタッフさん達の働き方をより快適なものにしようと官民挙げて取り組んでいることは皆さんもよくご存じかと思います。
では何をもって働き方を変えようとしているのか?特に歯科医院の場合、具体的には何をどうしたいのか?ちょっとその要因を覗いて見ると…。
これらの具体的な要因はほんの一部にしか過ぎませんが、やはりこのようなことが起こっていること自体、お互いがとっても不幸な関係になっている…そう実感してしまいます。
これらのお互いの誤解を解消(或いは予防)するためにはどのようにすればよいのでしょうか?院長の側とスタッフさん達の側に分けて考えてみましょう。
雇う側である院長は「全てを明確に」という姿勢が重要になります。曖昧な形で条件や仕事の指示をするとスタッフさん達にとっては内容を理解できなくなり、院長に対して微妙に矛盾を感じてしまうことが多々あります。これを防ぐには院長からの「こうして欲しい」「あなたの条件はここからスタートです」など明確に意思表示をしてあげることです。これを最もわかり易くした形が診療所の決まり事(就業規則)やスタッフさん達との約束事(雇用契約書)などの作成であり、仕事の方法をまとめた診療業務マニュアルの作成になります。これらの物はもちろん各診療所・院長に合わせたオリジナルの物を作ることは言うまでもありません。
一方、スタッフさん達はどのような姿勢で院長と向き合えばよいのでしょうか?答えは明快、「素直に聴く」という行動をすることです。私の耳によく入ってくるスタッフさん達の言葉に「院長にこの話をすると悪いなぁ~」とか「とても院長にこの話はできないよ~」というものがあります。このスタッフさん達の姿はとっても残念!なぜなら意外と院長自身はスタッフさんからのお話や悩み・疑問を聞きたがっているものなんですよ。ですからここは一つ勇気をもって素直に院長に聞いてみる。これを具体的な形にしたものがスタッフミーティングや要望・アンケートの実施、あるいは飲み会や食事会もそうですね。スタッフの皆さん、勇気をもって一歩前へ「素直に聴く!」ですよ。
とは言うものの、これら院長とスタッフ側の姿勢・行動そんなに簡単に出来るわけないでしょ!簡単に出来ればこんなに悩まないし…。そうですね。そこで私の出番というか登場(大袈裟ですが)となります。
例えばスタッフミーティング。単に申し送りや情報の共有だけを行うのではなく、院長がスタッフが何をどう考えどうしたいのかを各人が素直にお話ができるようその場で引き出してみたり、個別にそれぞれの本音ができる限り表されるよう事前のやり取りを行って風通しのよいミーティングを実際に行っています。
勿論、時間は掛かります。時には平行線のまま交わりの無き形になる場合もあるでしょう。しかしお互いが「向き合おう」という姿勢が最低限存在すれば必ず相手のことを考え答えを導き出す方向に診療所という小さなコミュニティーは向っていくものなんです。このお手伝いをさせて頂いているのが私ども(株)ワイズデンタルプロデュースという小さな会社です。
如何ですか?真からの「働き方改革」を行い院長が、スタッフさん達がいつまでも永くお仕事ができる場所を創造してみましょう!